どんな業界でも、大発展、大隆盛した陰には、
常識を覆すような大発明、大発見がある。
そういう視点でラン界を考察すれば、ラン界にも3大発明がある。
この講座で何回も記していることであるが
 1 1853年 ドミニー博士のラン菌親鉢播種法
     ランも他の植物と同じように人間による交配・・・品種改良が可能になった。
     ラン界におけるサンダースリストは、この発明が起原である。

 2 1922年 ナドソン博士の無菌播種法
     一気に大量の苗を得ることが可能になり、育種が大規模で行なうことが可能になったことから、
     銘花が多数生まれ、今日のランが多彩を極めることになった。
     属間交配、プライマリー、シブリング、希少種の苗育成が可能になった。

 3 1960年 モレル博士のメリクロン
     優良品種の大量増殖が可能になった。
     これによって、ラン界の夢であった・・・ランが趣味の園芸から、
     農業の一部門として切花、鉢物などの産業になった。
     

以上の科学的な大発明が今日のラン界の発展に導いてきた。
この発明が無ければ、今日のラン界はない。
しかし、この3大発明は・・・苗の増殖に関するもので、
ラン栽培の大問題を解決するものではない。
 
植物栽培を左右するのはコンポストである。
ランに最適なコンポストの発明はない。
ラン界が前記したように、その時代の最先端の科学を使い大発明したのであるが、
なぜか、栽培の根本であるラン菌が生息するコンポストの発明はない。
ラン科植物26000の共通項である菌根。
この菌根が喜ぶコンポストを発明した者はいない。
ラン栽培の過去200年。
ラン栽培用のコンポスト
宇井清太は5000坪でCymbidiumの切花、育種を50余年行なってきたが、
この仕事の中で、コンポストの問題に悩まされてきた。
このコンポストの問題は、ラン根本に関り、
 ランの切花栽培の継続困難、
 ラン原種の枯死、
 ラン栽培の難しさからのラン普及阻害、
 根腐れ、
 病害、
 水ゴケ栽培のコスト、
こういう問題は、ほとんどランに適合するコンポストが無い故の問題である。

そういうことでSUGOI-neを開発したものであるが、
SUGOI-neを開発してから7年。
ようやくSUGOI-neの素晴らしい生育が実証され、
宇井清太の予想通り、今後、SUGOI-neがラン栽培の標準コンポストになり、
上記の諸問題を一挙に解決しながら、
21世紀のラン界を隆盛に導くものであろう。
ランの愛好者、業者の中には、ラン界を取り巻く諸問題に、
無頓着、無関心の人もいるが・・・・。

ラン界の最後の大発明はSUGOI-neになるかもしれない。
コンポストの究極のものが開発された現在、
残る問題は、枝葉末節のものばかりだからである。
細胞融合、遺伝子組替えによる新ランの育成????
そういうものがバイテク関連では残っているが、
そういうランがラン界の大発明と言えるかどうか???
そういうバイオの技術は、小手先のもので、
ランの根本に迫るものではなく、
花には基本の「色」があるからである。
バラには「バラ色」
桃には「桃色」
サクラには「桜色」
カトレアには「カトレアピンク」
シンビには「翡翠色」

そういう視点で考察するとSUGOI-neが最後の大発明。
そういう評価をしても過言ではない。
こういうことを書くと、宇井清太には謙譲の美学が無い、
自己顕示欲が強い、自意識過剰といわれるが・・・・・
燃えるような熱情がないと発明は出来ないので、
こういうことは、成し遂げた人でなければ理解できないことであろう。
カワイイ・・・素敵・・・の言葉の愛好の世界のことではない領域だからである。
コロンブスの卵。
いい言葉である。

出来ない者ほど、アレコレ後から言うものである。
SUGOI-neを無視しようが、削除しようが。
ラン界大4番目の大発明はSUGOI-neと歴史は評価するだろう。

SUGOI-neというのは、これまでのコンポストのように、
植えてみたら根が良く伸びた・・・だから使える。
そういうコンポストではない。
ランの自生地の生態系という観点から、
ラン菌による炭素循環の糖を・・・考察して、
そこから開発したコンポストである。
だから、SUGOI-ne。

SUGOI-neは栽培マニュアルを完成したことで、
これから、世界のラン界に飛躍する。
21世紀の世界のラン栽培はSUGOI-neが標準になる!

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kouza 1gh

SUGOI-neがラン界の
            最後の大発明になるかも 
 
              
解決していないものはなに???